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KAT―TUN・亀梨、日テレ「Going―」で野球伝道師になる
日テレ系「Going! Sports&News」(土、日曜・後11時55分)でキャスターに初挑戦している「KAT―TUN」の亀梨和也(24)が17日、スポーツ報知のインタビューに応じた。ベースボールスペシャルサポーターとして日曜日に出演中の亀梨は「取材される側から、する側になり、視野が広がった」と刺激を受けている様子。若い世代に野球の魅力を伝える“伝道師”としても意欲を見せた。(4月18日付スポーツ報知紙面から)
ジャニーズ事務所所属のタレントが相次いでキャスターに挑戦している。しかし、亀梨にとっては想定外の仕事だった。
「自分がやるとは思っていなかった。うれしかったけど、戸惑いもありました」
野球というキーワードが心を動かした。中学1年まで野球に真剣に取り組み、投手として世界大会にも出場している。番組では「プロ野球応援プロジェクト」というコーナーを任された。
「自分にとってはプロ野球選手は雲の上の存在。感覚としては子供の頃に戻った感じ。めちゃくちゃ緊張しますね」
これまでに巨人や楽天を取材した。
「実際に選手と話すと、とても人間っぽさを感じた。僕らもコンサートで衣装を着て照明を浴びると、ちょっと見え方が違うのと一緒だと思う。フィルターがかかって見えるので、そういうところから一歩踏み込んでいきたい」
取材は初体験。試行錯誤を繰り返している。
「精神状態が結果に左右するスポーツだから、インタビューのタイミングや質問に気を使う。その駆け引きが難しい。ちゃんと勉強していくように心掛けています。それは僕らが取材される時にも感じることなので」
新境地を開拓していることは、自身にいい影響を与えている。
「トップアスリートの考え方は勉強になるし、同年代がここまで活躍しているのは刺激になる。KAT―TUNに戻った時に、インタビューの接し方ひとつにしても変わると思う。視野が広がりましたね」
野球の魅力を幅広い世代に知ってもらいたい。
「ファンの方たちだったりとか、野球を知らない方たちが番組を見て、球場に足を運んでくれるきっかけになればうれしいですね」
夢は子供の頃、ファンだったエンゼルス・松井秀喜外野手(35)の取材だ。野球少年のように目を輝かせる姿から、新たな仕事への意欲がひしひしと伝わってきた。
◆亀梨 和也(かめなし・かずや)1986年2月23日、東京都生まれ。24歳。中学1年の時にジャニーズ事務所のオーディションを受け、ジャニーズJr.として活躍。01年4月に6人組ユニット「KAT―TUN(カトゥーン)」を結成。06年3月に「RealFace」でメジャーデビュー。171センチ。血液型B。